「採用ブランディング」でお悩みの方へ!大学生アンケート調査からみえた音声広告の効果
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日本の少子化問題や雇用環境の変化により、働き手不足が課題になっています。企業の採用活動にも影響を与え、新卒採用の競争が激化し、採用活動にお悩みのご担当者様も多いかと思います。
Z世代である学生は情報に接触するポイントの置き換わりが激しく、常に彼らの動向を追いかける必要があります。そのため、今まで通りの新卒採用活動では、期待以上の効果が得られないケースもでてきています。
今回は、新卒の採用活動で、学生との新しい接点をお探しの方に、「音声広告で、企業就職意識を高めた」調査データをご紹介します。
特に、採用活動の入口である「学生の企業認知」に課題をお持ちの方は、ぜひお読みいただければ幸いです。
上昇するZ世代の「ラジオ聴取割合」
いまZ世代で、ラジオ聴取割合、ラジオアプリ「ラジコ(radiko)」の利用率が上昇しています。
このZ世代での伸長は、スマホアプリ「ラジコ」の普及と、コロナ禍でラジオを聴くきっかけができ、聴取が習慣化されたことが影響しています。
また、ラジオ番組コンテンツへのロイヤリティが高くなったことも、聴取割合を増やしているといえるでしょう。
図1の上段グラフは、個人全体(男女12-69歳)とZ世代(男女12-25歳)がラジオを週に1日以上聴いている人の割合です。過去5年間の推移を見ると、個人全体ではあまり聴取率に変化が見られないのに対して、Z世代では聴取割合が上昇傾向にあることが分かります。
とりわけZ世代女性でラジオ聴取率が高い傾向が見られ、2022年では週1以上接触者は2割を超えています。
※ビデオリサーチ調査記事からの抜粋
図1:個人全体(男女12-69歳)とZ世代のラジオ聴取率(週に1日以上)
(ACR/ex 2018年~2022年4-6月 東京50km圏)
ラジオは今や形を変え、radikoでの聴取も当たり前となってきました。図2は、radiko3か月以内利用者の割合を示したものです。Z世代は個人全体同様に利用割合が上昇し、男女別で見ると、特に女性で利用率が伸びており、2022年では個人全体のradiko利用率44.3%とほぼ同じ割合(42.7%)にまで迫っていることが分かります。
※ビデオリサーチ調査記事からの抜粋
図2:個人全体(男女12-69歳)とZ世代のradiko3か月以内利用率
(ACR/ex 2018年~2022年4-6月 東京50km圏)
【調査結果の詳細を知りたい方は、こちらの記事をお読みください】
このようにZ世代で増え続けているラジオ聴取ですが、ラジオでの音声広告は、どのような効果があるのでしょうか。
今回、「音声広告がターゲットの認知にどのような影響を与えるのか」を探るため、「新卒学生の企業認知向上」を目的とした音声広告を配信し、認知・好意などのブランドリフト調査を実施しました。
大学生の企業認知に、音声広告は有効なのか?
JCOM株式会社|音声広告で、ブランドリフト調査を実施
今回の調査では、JCOM株式会社様(以下、JCOM)の音声広告素材を使用、ラジコでターゲット広告配信、そして、大学生にアンケート調査を実施しました。
【調査フロー】
- JCOM株式会社の新卒採用を目的とした「企業ブランディングCM」を制作
- ラジコで「学生」にターゲティングアドを配信
- 採用活動している、また活動予定の大学生にアンケートを実施。
- 音声広告接触者、非接触者の2つのグループに分けて効果調査
1.のターゲティングアドは、ラジコのターゲット広告配信を利用。ターゲットは「高校生、大学生」。同期間のJCOMの音声広告配信は、この施策のみです。
3.は、就職サイト「ブンナビ」に会員登録している大学生に、アンケートを実施しました。
<参考>
【ラジコオーディオアド概要】
- 素材:JCOM株式会社「企業ブランディング」20秒音声素材 1種類
- FQ:5回
- 配信期間:2021/12-2022/1
- 配信セグメント:高校生、大学生
【アンケート概要】
- 調査対象:会員のうち、大学22卒、23卒の男女学生(調査時点)
- 調査方法:ウェブアンケート
- 調査時期 2022年1月
- 有効回答 578(文系390 理系188)
※ラジコオーディオアド接触者と当調査パネルとの紐づけはしておりません。
【結果】音声広告で、新卒学生の就職意欲が大きく上昇
音声広告接触者「JCOMに就職したい」は、非接触者比の7倍に
JCOMのラジオ音声広告に接触した大学生のうち、15%が「J:COMに就職したい」と回答、非接触者は2%でした。その差は、7倍です(図3)。
また「J:COMに少し興味がある」と回答した大学生は、音声広告接触者は41%で、非接触者の2.5倍でした。
図3 音声広告接触者、非接触者の大学生 JCOM株式会社への就職意識調査
音声広告を聴いた大学生の6割が「就職したい」、「少し興味がある」と回答
「就職したい」と「少し興味がある」を合わせた層は、音声広告接触者は約6割を占めます。
この調査結果から、音声広告に接触することで、大学生への企業認知拡大に貢献できたといえるでしょう。
このことから、音声広告は大学生に届いていて、親和性があると推察できます。
SNSだけじゃない、「採用ブランディング」に音声広告の活用を!
今回、企業情報を収集している学生へのアプローチ手段に、音声広告の効果が高いことが見えてきました。学生へのタッチポイントは、SNSだけではありません。
新卒の採用競争で、先を行くために、ぜひラジオメディアを採用ブランディングの戦略に取り入れて、大学生の認知・好意のきっかけ作りをしてみませんか。
文化放送では、大学生の心を動かす音声広告の制作から、Z世代に人気のラジオ番組でのブランディングプロモーション、デジタル広告配信まで、さまざまな施策のご提供ができます。
商談前の、他社事例のご案内やざっくばらんな情報交換などの打ち合わせ歓迎です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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