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なぜ、ファンマーケティングとラジオは親和性があるのか?


目次[非表示]

  1. 1.ファンマーケティングとは?
  2. 2.ファンマーケティングを実践してきたラジオ
    1. 2.1.Twitterでのファンマーケティングも自然発生
    2. 2.2.ファンマーケティングの事例は「ラジオ祭り」
    3. 2.3.ファンマーケティング×「推し」を提案
  3. 3.「推しマーケティング」の内容は資料から
    1. 3.1.推しとファンの想いを形にしたのが「番組」
    2. 3.2.「推しマーケティング」は文化放送に

ファンマーケティングとは?

「良い商品なのに、期待値ほど知名度が伸びない。売れない」

「会社を熱心に支えてくれる層が欲しいが、どうすればいいか分からない」

 多くの企業が頭を抱えていることでしょう。この問題を解決する方策の1つとして挙げられているのが、「ファンマーケティング」。

商品やサービスだけでなく、提供する企業も愛してくれる「ファン」を中心に商品開発や販売促進を行い、売上を拡大する手法です。

ターゲットをあえて狭めることで、自社の商品の良さを理解してくれる層に、しっかり伝える考え方といえます。

ファンマーケティングを実践してきたラジオ

マーケティングの世界では経済学の「パレートの法則」を引き合いに出し、「2割の顧客が8割の売上を生み出す」と理論付けされるファンマーケティング。


図:パレートの法則



難しく感じるかもしれませんが、実はラジオ番組を例に取ればすんなり説明できます。

まず、映像がないラジオは受け手を選びます。耳から入った言葉を受け止め、自分でイメージできる能力が求められるからです。

また、想像力があっても、すべてのラジオ番組を受け入れられるわけではありません。しゃべり手と趣味・嗜好が合わなければ、聴いた単語が頭の中で像を結ばないためです。


好きな番組にたどり着くためには前述のような関門がありますが、それをくぐり抜けて好きな番組にたどり着いたリスナーは、ものすごく高い熱量を発します。

友人に面白さを熱弁して聴くようにすすめ、自分もしゃべり手が番組で話題にした商品を購入するほどです。好きなアナウンサーやミュージシャン、タレントが担当する深夜放送に夢中になり、同様の行動を取った経験がある人もいるのではないでしょうか。

Twitterでのファンマーケティングも自然発生

さらにラジオリスナーには、自分の思いを言語化するのが上手な人が多くいます。

先ほどの「友人に面白さを熱弁する」にも通じますが、どこが良いのか、何が面白いのかを的確にとらえて説明します。

これはおそらく、昔でいう「ハガキ職人」の伝統が脈々と受け継がれているためでしょう。自分の思いをしゃべり手に届けたい、番組で読んでほしいという思いが生んだ利点です。

加えてラジオは、早い時期からTwitterを導入していました。

生放送中にリスナーの感想を得る手段として、ハガキ、FAX、メール、Twitterと、時代を経るごとに素早く反応でき、その上でリスナーの身近にあるものを採用していったわけです。番組ごとにハッシュタグをつけることがほとんどなため、後から第三者が追えるのも特徴といえます。

今では離れた場所にいるリスナー同士が、ラジコプレミアムのエリアフリーを使って番組を聴き、Twitterでやり取りをすることも珍しくありません。したがって、日本全国から意見を聞くことができます。

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ファンマーケティングの事例は「ラジオ祭り」

と説明しても、いまいちピンと来ない人もいるでしょう。しかし、この熱量を可視化した事例が、公開放送などの番組イベントです。新型コロナウイルスの影響で今はなかなか難しくなっていますが、2019年までは各番組がこぞって開催し、人気番組であれば有料でも大勢のリスナーが参加しました。

中でも顕著な例がいわゆる「ラジオ祭り」。

文化放送では「浜祭」と題し、東京都港区の増上寺を中心に公開収録や公開生放送、音楽ライブなどを行い、10万人を超える来場者で賑わいました。

もちろん各会場には物販ブースを設置。番組グッズをはじめとして出展者の商品も売れ、用意した分が早々に完売するという、うれしい悲鳴が各所で聞こえるほどでした。

リアルのイベント開催が困難になった2021年も、オンラインを中心に「浜祭」を11月3日に開催し、延べ21万人のリスナーが参加しました。

写真:「浜祭」の会場(2019年11月開催)



ファンマーケティング×「推し」を提案

以上、ファンマーケティングとラジオの親和性はご理解いただけたのではないでしょうか。そこで文化放送はさらに一歩踏み込んで、「推しマーケティング」を提案します。

「推し」とはマンガ・アニメファン、アイドルファンなどが使う言葉で、好きな対象を熱く応援すること。「たくさんいる中で、この人(キャラクターや作品などの2次元・無機物の場合もあり)をプッシュしたいんだ」という気持ちを表します。「ファンの最上級」といったところでしょうか。

「推し」を応援することは「推し活」と呼ばれています。この「推し活」とファンマーケティングをかけ合わせ「推しマーケティング」を採用すれば、より大きな効果を得られると申し上げたいのです。

「推しマーケティング」の内容は資料から

「推しマーケティング」の考え方や導入事例は、資料をダウンロードしてご確認ください。



ただ、なぜわざわざ馴染みのない言葉を使ってまで提案するかというと、文化放送は「推し」につながるコンテンツをたくさん持っているから。

アニメ・ゲームを扱い、声優が出演する「A&Gゾーン」は過去の記事でも触れていますが、他にも坂道シリーズや男性アイドル、お笑い芸人、ミュージシャンなどが番組を担当しています。

推しとファンの想いを形にしたのが「番組」

ラジオはしゃべり手とスタッフがひとつになり、番組を作るのも特徴です。大勢の人が関わるテレビと違い、企画が思いついたら、直接しゃべり手に提案することも多々。そのため、スタッフはしゃべり手の考えを理解しています。

同時に、番組を良くするためにはリスナーの声も重要です。先ほどから述べているように、ラジオはメールやTwitterに書かれた意見も積極的に取り入れ、番組に反映するので、ファンの気持ちも分かっています。

いわば、番組そのものが推しとファンの想いを具現化したものなのです。

文化放送の人気番組の特徴がわかる資料は、こちらをクリックください。


「推しマーケティング」は文化放送に

そして、文化放送には数多くの長寿番組があります。これこそ、推し・ファン双方の意志を弊社が尊重し、提示した答えである「番組」が受け入れられている証拠といえます。

お任せいただければ、ご満足いただける人選とプランを提示できます。ぜひ「推しマーケティング」を取り入れたプロモーションをご検討ください。

​​​​​​​「推し活を取り入れたファンマーケティングの活用事例」資料はこちらをクリック。


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