音声メディア活用のヒントがみつかる
お役立ち記事

catch-img

マス広告とデジタル広告の違いを解説

デジタル広告は、近年注目を集めているマーケティング方法で、WebサイトやSNS上でも、見かける機会が増えつつあります。しかしながら、デジタル広告は万能というわけではなく、不得意とする分野も少なくありません。

そこで検討したいのが、かねてより広く利用されてきた、マス広告です。

本記事では、マス広告とデジタル広告の違い、そしてマス広告を出稿するまでの流れを解説します。


目次[非表示]

  1. 1.マス広告とデジタル広告の概要
    1. 1.1.①マス広告とは
    2. 1.2.②デジタル広告とは
  2. 2.マス広告とデジタル広告の違い
  3. 3.マス広告を出稿するまでの流れ
  4. 4.まとめ


マス広告とデジタル広告の概要

そもそも、マス広告とデジタル広告は、それぞれどのような広告なのでしょうか。


①マス広告とは

マス広告とは、マスメディア、つまりテレビ・ラジオ・新聞・雑誌に掲載される広告のことです。いずれも、日々多くの人が見聞きする媒体であるため、世代や性別を問わず、幅広い層に情報を伝えられるのが特徴です。

その特徴ゆえに、マス広告は、潜在顧客に対するアプローチを得意とします。また、インターネットをはじめとするデジタル媒体に触れる機会が少ない、シニア層に対してアプローチしやすい点も、マス広告の強みです。


②デジタル広告とは

対して、WebサイトやSNSなどの、インターネット上に展開されるのが、デジタル広告です。オンライン広告や、Web広告ともよばれます。

年齢や性別といった属性情報や、購入履歴、閲覧履歴などを利用して、ターゲットに最適化した広告を配信することが可能です。そのため、商品の購入や問い合わせなどの、コンバージョンにつなげやすい広告と言えます。また、専用のツールを用いれば容易に効果測定できる点も、マス広告にはない特徴です。



マス広告とデジタル広告の違い

マス広告とデジタル広告には、どのような違いがあるのでしょうか。項目ごとに比較した結果を、以下に整理しました。


▼マス広告とデジタル広告の比較表

比較項目

マス広告

デジタル広告

媒体

テレビ・ラジオ・新聞・雑誌

インターネット上のWebサイトやSNS

広告の目的

商品やサービスの認知度向上

購入や問い合わせなどのコンバージョンの獲得

広告の届く範囲

広範囲の不特定多数

特定の層に限られる

費用

高い

安い

ターゲティング

大まかには可能

各種情報に基づき詳細なターゲティングが可能

効果測定

難しい

ツールを用いることで実施可能

放送・配信するコンテンツの内容の修正

難しい

可能


マス広告は、広範囲の不特定多数に向けた広告であり、商品やサービスの認知度を向上させるのが一番の目的です。そのため、潜在的な顧客層へのアプローチに適しています。

しかし、広告の規模が大きい分、費用は高くつきますし、効果測定も基本的にはできません。ターゲティングは、広告を出すエリアや時間帯を限定すれば、ある程度は可能ですが、デジタル広告ほど詳細なものは難しいです。

ターゲットを特定の層に絞り、購入や問い合わせまでの導線を作りたいのであれば、デジタル広告への出稿がおすすめです。デジタル広告なら、属性情報や検索履歴、購買履歴を用いて、特定の層に狙いを定めた広告を配信できます。

費用も安く、配信するコンテンツの内容も適宜修正できるため、広告の出しやすさにも優れます。ただし、マス広告のような大々的な宣伝はまずできないため、認知度を拡大させる目的には適していません。

このように、両者はそれぞれ一長一短の特徴をもちます。広告を出す目的を定めたうえで、最適な手法を選ぶことが重要です。



マス広告を出稿するまでの流れ

最後に、マス広告を出稿するまでの流れを解説します。必要な手順を、以下に整理しました。


▼マス広告を出稿するまでの流れ

  1. 広告のターゲットと掲載する媒体を選ぶ
  2. 広告会社に問い合わせ、予算や内容について打ち合わせる
  3. 広告を掲載する時期や回数などの、広告枠を決める
  4. 広告用のコンテンツを作成し、審査を受ける
  5. 出稿先のメディアに出稿する
  6. 広告が掲載・放送される


最初にあるターゲットと媒体の選定は、非常に重要なステップです。なぜなら、ターゲットを設定することで初めて、アプローチの方向性が定まるからです。また、広告会社との打ち合わせでは、最適なプランを立案してもらうためにも、広告の目的や内容を詳細に伝えることをおすすめします。

コンテンツ作成後の審査は、通過の基準が厳しく設定されています。根拠に乏しい言説が含まれていたり、誇大広告だと思われる内容だったりすると、放送の許可が下りないかもしれません。

ただし、裏を返せば、これはマス広告の信頼性の高さの証明でもあります。厳格に審査しているからこそ、マス広告で宣伝される商品を、顧客は信用するに足ると考えるわけです。

なお、広告会社を介さずに、掲載するメディアと直接やり取りして、広告を出稿することも可能です。その場合、複数のメディアで並行して広告を出すのは困難になります。作成した広告の放送が、やり取りしたメディアだけに限られる場合があるからです。



まとめ

この記事では、マス広告について以下を解説しました。


  • マス広告とデジタル広告の概要
  • マス広告とデジタル広告の違い
  • マス広告を出稿する流れ


マス広告とデジタル広告は、それぞれに明確な強みがあるため、目的に応じて使い分ける必要があります。商品やサービスの認知度を向上させたいなら、マス広告への出稿をおすすめします。

また、マス広告に関するノウハウがなくお困りなら、広告会社の利用を検討するのも一案です。

もし、ラジオ広告に関するお悩みや疑問があれば、文化放送までお問い合わせください。事前の打ち合わせから、コンテンツの収録・編集まで、必要なことはすべてサポートさせていただきます。

お問い合わせ

資料DL

CONTACT

オーディオメディアのマーケティングソリューションなら
文化放送まで、お気軽にご相談ください

お役立ち資料 無料配布

人気記事ランキング

タグ一覧