東亞合成株式会社(以下、東亞合成)は、テレビCMでおなじみの家庭用瞬間接着剤「アロンアルフア」、苛性ソーダなどの基礎化学品、ポリマーやオリゴマーなど、さまざまな化学製品を製造・販売しています。
アロンアルフアは発売から半世紀以上のロングセラー商品ですが、若年層への商品の認知度向上が課題です。
そのため、テレビCM以外のプロモーション活動も積極的に展開しています。今回、その一環としてラジオ番組を提供しました。
若年層へのアプローチとしてラジオ施策を導入した背景やその成果について、アロンアルフアの広告を担当する同社アロンアルフア事業部 コンシューマ部の田中氏と中川氏にお話を伺いました。
田中 莉那 氏
東亞合成株式会社 アロンアルフア事業部 コンシューマ部
マーケティングおよび新商品企画を担当。SNSやデジタル関連のマーケティング企画を立案、ラジオ企画にも携わる。家庭用製品「アロンアルフア」シリーズの新商品については、商品のアイデアからパッケージデザインまで全般を担当。
中川 景介 氏
東亞合成株式会社 アロンアルフア事業部 コンシューマ部
主にテレビ関連の広告業務を担当。そのほか展示会等イベント出展の統括、生産・出荷管理を担当。展示会では一般消費者や業界関係者への製品体験を提供し、PR活動を推進。販売会社との調整を通じて、製品の効率的な市場供給業務も担当。
ー まず最初に、アロンアルフアの商品概要と購買層について、教えてください。
アロンアルフア 光
Z世代を狙う!テレビからウェブ、ラジオへ広告戦略をシフト
ー広告メディアの選定基準は、どのように行っていますか。
ー テレビCMの出稿量を見直した背景は、何だったのでしょうか。
ー SNSはどのように活用されていらっしゃいますか。
ー 若年層への認知度向上の取り組みについて、どのようにお考えでしょうか。
ー 若年層の商品の理解度を上げてもらうには、テレビCMだけでは難しいということですね。
ラジオ2局「驚き」のコラボ!アロンアルフアが「くっつけた」特別番組
ー それでは、文化放送との取り組みについて伺います。
これまでに2つの取り組みを実施されていますが、まず、一つ目の「文化放送とニッポン放送がコラボした特別番組」についてお聞かせください。この番組の提供を選ばれた理由は何でしょうか。
広告会社の「ラジオ2局をアロンアルフアがくっつける」というアイデアがきっかけで、コラボ番組が誕生。
文化放送とニッポン放送がコラボした特別番組『マネージャー対抗 乃木坂野球部交流戦!』。乃木坂46のメンバーが推し球団の魅力を9つのテーマでプレゼン対決する特別番組。東亞合成は、アロンアルフアで冠提供。
パーソナリティには、各局のナイター中継の公式応援マネジャーを起用。文化放送は埼玉西武ライオンズファンの乃木坂46・向井葉月、ニッポン放送は東北楽天ゴールデンイーグルスファンの乃木坂46・久保史緒里が担当。
番組内容は、「くっつく」にちなんだテーマでのプレゼン、野球トーク、リスナーとの交流、楽曲紹介など。[
放送日時: 文化放送 2024年5月16日 19:00-20:00、ニッポン放送 5月18日 19:30-20:30
(画像は文化放送の番組バナー)
ー この企画の最初の印象はいかがでしたか。
東亞合成 田中氏
SNSで反響、「アロンアルフア」の検索数が5倍に!
ー 放送後、具体的な成果はございましたか。
特番告知の投稿画面(文化放送広報のXアカウント)
ラジオで継続的なPR、パーソナリティの活用がポイント!
ー 次に、2つ目の施策『レコメン!』のコーナー提供について伺います。実施の理由を教えてください。
『アロンアルフア presents アロン葵汰のレコメン!』は、パーソナリティの駒木根葵汰(きいた)が『アロン葵汰』に扮して「くっつく」をテーマに、リスナーの名場面やお題に基づいたラジオドラマを紹介するコーナー。
若年層をターゲットにし、リスナーからのメッセージや企画参加者にはオリジナルプレゼントを用意。
毎週月曜日午後11時30分頃から10分間、文化放送の『駒木根葵汰の『レコメン!』』内で放送中。
番組バナー(写真は、パーソナリティの駒木根葵汰)
ーラジオのコーナーでは、どのようなプロモーションを行っていますか。工夫されている点がございましたら、お聞かせください。
ー初回放送(7/1)をスタジオで見学されましたが、印象はいかがでしたか。
ーここで話題が変わりますが、ラジオCMの制作の過程で感じたことなど、ぜひお聞かせいただけますか。
ー最後に、リスナーとしての視点から、ラジオの魅力や今後の期待について教えてください。
田中様、中川様 ありがとうございました。