清水建設株式会社

SDGs活動の広報で
ラジオ番組を1社提供。
ラジオ&SNSの高い親和性を実感!

清水建設株式会社
コーポレート・コミュニケーション部

広報ご担当者様にインタビュー
導入の背景

SDGsの目指す社会実現への自社の理念や活動を広く伝えたい。

導入の決め手 ラジオの聴取環境の変化からラジオの可能性を再認識。従来のSNSでの広報展開とメディアミックスできる媒体として、SDGsがテーマのラジオ番組を採用。
導入後の効果

ラジオとSNSの相性の良さを実感。音声CMをオウンドメディアでも利活用でき、幅広な展開ができた。

<サマリー>
企業の価値を広報するため、広範囲に展開できるメディアを検討していた清水建設。

SDGsの理念と活動を紹介できるメディアとして、SDGsと今注目の渋沢栄一をテーマとしたラジオ特別番組への提供を決めた。

番組内では担当者が出演したり、取材レポートなど多角的な紹介を実施して好評だった。ラジオとSNSの親和性の高さも実感。

はじめに、貴社の事業内容とご担当者の役割について教えてください。

はい、事業内容は、建築・土木等建設工事の請負(総合建設業)です。具体的には、「建設事業(建築、土木、海外建設)」を柱に、非建設事業である「不動産開発」「エンジニアリング」「LCV(ライフサイクル・バリュエーション)」「フロンティア」の4分野で事業を展開しています。

私は、弊社の理念や活動を社会に向けて発信する部署におり、主にブランディングの企画・管理を行っています。

具体的には広報展開の企画の場合、テーマの選定/展開方法の企画や媒体の選定/CM・グラフィック広告・映像制作など、またブランディング管理では、各種媒体やパンフレットほか制作物、また建設現場において、ロゴ(会社名)、コーポレートメッセージや企業姿勢などを、正しくお客さまに伝えるためのサポートをしています。

導入検討されていた時、どんな課題をお持ちでしたか?

まず、豊かさと幸福を実感できる社会、未来に希望をもてる持続可能な社会、SDGsの目指す社会を「お客さまとともに」実現していきたいという私たちの願い・想いをお伝えしたかったということがあげられます。

弊社は長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」で、お客さまや社会に弊社グループが提供する価値として「安全・安心でレジリエントな社会の実現」「健康・快適に暮らせるインクルーシブな社会の実現」「地球環境に配慮したサステナブルな社会の実現」の3つを掲げています。これらの価値に共通するSDGsの目標は、「11 住み続けられるまちづくりを」です。

私たちが持つさまざまな技術・ノウハウを駆使し、この目標の達成に向けて事業を通じて貢献していくことをどのようにお伝えできるか、を日々考えています。

また、建設業は担い手不足が慢性的な問題となっていますので、このような機会を通じて、若い方にもぜひ、いまの、そしてこれからの建設業を知り、興味を持っていただきたいですね。

ラジオ番組の提供を決めた理由は何でしょうか?10年ぶりのラジオ出稿と伺いました。

弊社はBtoB企業ですので、BtoCの企業さんと比較すると媒体への出稿量はどうしても限られます。近年、紙媒体には少ないながらも、渋沢栄一翁と弊社のかかわりを紹介する広告などを出稿していましたが、ラジオなど放送媒体へ出稿させていただくことは稀でした。一方、SNSはここ数年拡充してきましたので、より広範なメディアミックスの可能性を検討していました。

そのような時に、広告会社より文化放送のSDGsと渋沢栄一翁をテーマとしたラジオ番組の企画を提案いただき、丁度、一般の方々でも気軽に入れるショールーム&カフェをオープンするタイミングであったこともあり、より多くの方に私たちの取り組みを認知していただくためにも、番組のスポンサードをさせていただきました。

期間限定ショールーム&カフェ「studio kino style」

どんなショールーム&カフェですか?

弊社はSDGsへの貢献のひとつとして『建築物の木質化』で新しい価値を創造するという取り組みを行っており、今回、提供したラジオ番組が放送された2021年11月から約4か月にわたり、木造建築技術や木の魅力を情報発信するショールーム&カフェ「studio kino style」をオープンしていました。

私たちとしては、多くの方が気軽にご利用いただけるショールームという取り組みは初めてでしたので、これをラジオ番組でもご紹介させていただける点も、決め手のひとつでした。

それから、弊社は、渋沢栄一翁に相談役として経営指導を仰ぎ、「論語と算盤」を社是としておりますが、文化放送は初代会長が渋沢敬三氏(※)ということで、勝手ながら良いご縁をいただいたものと感じましたね。

(※)渋沢敬三氏は渋沢栄一の孫として生まれ、日銀総裁・大蔵大臣などを歴任。文化放送が1956年に「株式会社化」した際の初代の会長。

清水建設が提供したラジオ番組とは?
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文化放送は、開局70周年記念企画として、渋沢栄一の思想、そして SDGs について学ぶ特別番組そ4回にわたるシリーズで放送。

シリーズ3回目のテーマは「SDGs 目標 11.住み続けられる街づくりを」として、ゲストには、渋沢栄一の玄孫で、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社の代表取締役CEO、コモンズ投信株式会社会長の渋澤健さんをお迎えして番組をお届けしました。

清水建設は、この特別番組の1社提供を採用。

番組では同社が取り組むSDGsの取り組みと渋沢栄一との関わりについても紹介。この特番のために制作されたオリジナルCMも制作して特番内で放送。

担当者も番組にゲスト出演、渋沢栄一とのつながりやSDGsの取組についてお話いただきました。また、期間限定のショールーム&カフェを取材レポートで紹介しました。

 

【番組名】

清水建設presents文化放送SDGsスペシャル

「鈴木福の未来に福あれ!~現代の渋沢栄一を探せ〜」

【パーソナリティ】鈴木福

【放送日時】2021年11月23日(火・祝) 朝9時00分~10時55分

清水建設の相談役だった渋沢栄一翁

渋沢栄一翁が結んだご縁ですね。

ラジオ番組を提供されて、いかがでしたでしょうか。感想をお聞かせください。

コロナ禍で、私たちのライフスタイルは大きく変わりました。自宅で過ごす時間が増え、インターネットラジオなどの環境が充実したこともあり、ラジオを聴取される方も増えたと伺っております。

私が学生の頃は、電話やはがきによる番組との接触がメインでしたが、今も昔も変わらず、ラジオはまさに生活密着型のメディアなのだと思います。

今回の放送時には番組のSNSも同時に拝見していましたが、リスナーの感想や意見がリアルタイムで得られるため、即効性のある非常に有益なツールになっているとあらためて感じました。ラジオとSNSは相互の親和性が高いですね。

番組提供に加えて、弊社担当者がスタジオで弊社の理念や活動などを紹介ができたり、ショールームの取材レポートもさせていただき、社内の評判もよかったです。

番組を聴かれて、パーソナリティの鈴木福さんには、どんな印象を持ちましたか?

今回のパーソナリティの鈴木福さんについては、SDGsについて自分ごととして考えられている若者(世代)というのが垣間見えたことや、放送は祝日の午前中でしたので、爽やかな雰囲気を出されていたところが良かったです。

3回目の放送であったこともあり、MCの坂口アナウンサーとの息もピッタリでしたね。

この番組の放送のしばらく前に、福さんがメジャーリーグについて語られているテレビ番組を見て、いわゆる「マルモリ」の頃のイメージが強かったせいか、熱く語られている姿に感心していました。

パーソナリティを務めた鈴木福さん

ラジオCMを文化放送で制作されましたが、こちらはいかがでしたでしょうか。

番組の提供を決めた時点で、放送できるラジオCMコンテンツは20秒サイズを1タイプしか持ち合わせておらず、せっかく多くのCM枠をいただいたので、「番組の内容にマッチするコンテンツ」ということで、渋沢栄一翁をテーマに、新たにラジオCMを制作することを決めて、企画・制作を進めました。

CMのテーマがはっきりとしていたので、原稿の制作・確認、ナレーターさんやBGMの選定など、比較的スムースに進んだものと思います。

一方、映像制作の編集などの際にもよくあるのですが、弊社は制作の機会自体が少ないため、伝えたいことが多くなってしまいがちで、制作現場で内容の調整をすることがあります。

今回のラジオCM制作でも、こぼれた分の原稿については、現場で制作スタッフとアタマをフル回転させ、クオリティを保ちながら尺を縮めるという作業をしました。
毎度ながら現場での調整は、担当としてシビれますが、楽しい時間です。スタッフの皆さんの機転に助けられ、頭が下がります。

おかげさまで、私たちの希望通り、落ち着きのあるラジオCMに仕上がり、社内の評判は上々でした。

そうだったんですね。私たちもうれしいです。

そして、ラジオCMをラジオ放送以外でも活用されたようですね。

今回のラジオでも、より広範なメディアミックスの展開を検討していましたので、放送したラジオCMを弊社のコーポレートサイトのほか、公式YouTubeにも掲載させていただきました。



そして、ラジオCMとグラフィック広告、展示コンテンツなどを連動することで、よりイメージが拡がる広告展開をさせていただいております。

音声コンテンツへのリンクを掲載したグラフィック広告

清水建設公式YouTubeチャンネルで、文化放送が企画・制作したラジオCMを聴くことができます。

ラジオCM「論語と算盤」篇 60秒

ラジオCM「渋沢翁ゆかりの建物」篇 60秒

ラジオCM「第一国立銀行」篇 60秒

今後、番組や文化放送に期待したいことなどあれば教えてください。

今後もさまざまな状況の変化や、技術の発展(例えば5Gなど)により、インターネットラジオを含めた『ラジオの持つ可能性』はさらに広がるものと考えます。

番組自体はもとより、私たち企業にとってもユーザーに密着することができる“ラジオ”の今後の展開、そして文化放送さんのさらなる発展に期待しております。
また良い企画がありましたら、是非ともご一緒させてください。

清水建設様 ありがとうございました!

 


現在、文化放送では、今回ご紹介した
「文化放送SDGsスペシャル『鈴木福の未来に福あれ!』」
番組セールスシートを配布中です。

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