学校法人日本大学は、文化放送のラジオ番組「箱根駅伝実況中継」に提供を決定しました。
本部広報部は「広告制作を学ぶ学生に、プロの仕事を体験してもらう機会を与えたい」という思いから、ラジオCM素材制作を芸術学部の学生に依頼することにしたとのことです。
芸術学部放送学科は、学生にCM制作への参加を呼びかけ、合計72のラジオCM案が集まりました。大学の広報委員会で選考した結果、4つの案が選ばれました。
今回、学生のラジオCM制作を支えた芸術学部放送学科の教授へのインタビューを通して、ラジオCM制作の興味深い側面や魅力に迫ります。
この取り組みを知ることで、企業の広告担当者や広告制作担当者の方々に、ラジオCMのメリットやアイデアのヒントが見つかるかもしれません。
日本大学芸術学部放送学科(東京・江古田)の収録スタジオで、星野裕教授と茅原良平教授にお話を聞きました。
日本大学芸術学部 江古田キャンパス
ー 先生の研究課題、講義について教えてください。
星野裕教授
広告制作は大変な仕事ですが、学生にその創造性や面白さについて理解してもらいたい(星野教授)
ー 実践に近い実習なんですね。星野先生は、広告制作について学生にどのように伝えていますか。
実習を通じて「音だけでどう表現するのか」を考えてもらいたい(茅原教授)
茅原良平教授
ー どのような経緯で、学生が日本大学のCMを制作することになったのか、詳しく教えていただけますか?
ー 採用されたCMの制作は、どのように進められたのでしょうか。
学生がつくったCMが世の中に発信される期待感があった(茅原教授)
ー 制作過程や収録での学生の様子は、どのようでしたか?
(完成したCMは)いい意味で「異質だな」と。(星野教授)
ー 学生のラジオCMを聴いた感想をお聞かせください。
ラジオは一番リーチしやすいです。日常にすごく寄り添っているメディア(茅原教授)
「音でしでかす」チャンスはきっと、たくさんあるはず(星野教授)
ー 最後に、広告主や広告会社の皆様に、ラジオやラジオCMに関して何かお伝えしたいことがあれば、ぜひお聞かせください。
星野先生、茅原先生ありがとうございました。
(備考:記事内の学年は、2024年3月取材時点のもの)